落ちない口紅VS人気クレンジング剤
2015年11月14日

落ちない口紅VS人気クレンジング剤

おでんくんの『たまごちゃん』に似ていると言われたことがある
「細胞が喜ぶシンプルケア」Sarahスタッフの少路です。

お箸でつままれているのがたまごちゃんです。
ちなみにおでんくん(黄色の子)自身にも似ていると言われたことがあります。

 

さて!

そんな今回は(どんな今回?)

メイクアップ化粧品とクレンジングの実験をしました。

そう、卵で実験しました!

卵にお化粧を施しました。

上から
国内ブランドS社 アイシャドウ
海外ブランドR社 ファンデーション
海外ブランドC社 口紅

それを
M社 ジェルクレンジング
K社 クリームクレンジング
F社 オイルクレンジング
(どれも某コスメの口コミサイトでも人気の商品です)

そして
Sarah 潤石鹸
をつかって洗顔(洗卵)してメイクはちゃんと落ちるのかという実験をしました。

その結果

ジャーン!

あら?
一番右のジェルクレンジングでは口紅が落ちきれていません。
左のSarah潤石鹸でも口紅は全然落ちてません。
さすが「落ちない」ことを売りにしている某海外ブランドの口紅です。
しかしそれを落とせてしまうオイルクレンジング、クリームクレンジングも
すごい洗浄力ですね。

ジェルクレンジングは乳化したあとに
卵の殻の表面にしっかり残留してます
Sarahの「潤」石鹸は
アイシャドウとファンデーションは落ちていますが、
口紅は無理でした。

やっぱクレンジングなしで石鹸だけだとダメじゃん!
そんなお声が聞こえてきそうですが、

まず100%天然のオイルでやさしくふき取ってから
「潤」石鹸で洗顔(洗卵?)してあげると

 

つるッ

とキレイな卵肌に戻りました。

クレンジングとは
過去記事なんでクレンジングするの??
でもお伝えしたように お肌に負担をかけます

出来るなら使いたくないですよね。
そして使ってほしくないです。

「でもメイクするからしょうがない!」

そんなことはありません。
石鹸だけでもファンデーションやアイシャドウは落ちますので、
濃いメイクをされていない方はクレンジングの必要はありません。

更にお肌のことを考えるなら
石鹸で落ちないような化粧品は
使わないほうがいいです。

例えば今回の実験でも使用した口紅。

すぐに落ちてしまう口紅は、
頻繁に塗りなおさないといけないから大変ですよね。

しかし落ちない口紅には落ちないだけの理由があります。

従来の口紅は合成色素と油脂で出来ています。
ですので飲み物を飲んだり、
食事をすれば落ちてしまいます。

落ちない口紅はそれらに加えてアルギン酸という成分が入ってます。
このアルギン酸は唇の水分と反応するため、
唇に定着することができます。

さらに水に溶ける合成色素に、
溶けない顔料を混ぜることにより唇の外側に膜を作って
ちょっとした刺激では落ちないようになってます。

これらの口紅には、発がん性のあるブチルヒドキシアニソールを
酸化防止剤として使用している場合もあります。
有害成分が唇にしっかり定着して落ちないということは
発がん性化学物質などが吸収されやすいということになります

唇の角質層は薄いので、より危険と言えるでしょう。

更に一生のうちでメイクをする女性が食べてしまう口紅の量は
多い人だと30~50本と言われています。

皮膚に残留するだけでも充分危険が伴うのに
食べてしまってると考えると怖いですよね。
お肌が荒れるだけでなく、
健康面にまで影響を及ぼす可能性があることが想像できます。

落ちにくいメイク用品には、落ちないだけの理由があります。

それは肌にも健康面にも負担がかかりやすいです。

メイクをして美しく見せることも楽しいですが、お肌の声も聞いてあげてくださいね。