誰にも教わらない 正しい洗顔の仕方
2017年11月27日

誰にも教わらない 正しい洗顔の仕方

先日22日は暦の上で言うと小雪(こゆきじゃなくてしょうせつ)。
本格的な冬はまだとの事ですが、あまりの寒さにガスストーブを出してしまいました・・。
「細胞のデトックス Sarah」代表の藤山 恭子です。

さてさて、寒くなってくるとどうしても気になるのがお肌の乾燥。
お肌の乾燥が気になるという方に一番に気をつけて頂きたいのが
「洗顔」。
そうお顔の洗い方です。

少し前になりますが、リワインドの師匠である今津先生が面白い話をして下さいました。
あるお客様の脚の冷えがどうしても取れないから、細胞に聞いてみたそうです。
*今津先生は細胞の声が聞こえるらしい。聞こえるらしい。聞こえるらしい。。。
そうしたら細胞曰く、「お風呂から出たら足の指の間もちゃんと拭いて~」って言ったそうです。
先生が「足の指の間、拭いてないの?」って聞いたら、その方「え!そんな所拭くんですか???」だそうです・・・・・・・・。

お風呂の入り方や身体の洗い方って、子供の頃に親に教えられたままをする方が多いので千差万別ですよね。今でこそTVの健康番組でやってたりしますが。

*猫洗顔もいろいろ

お顔の洗い方も本当に人それぞれです。
ただ洗顔の仕方ひとつで乾燥肌にもなりますし、シワも作れます
恐ろしいでしょ。

まず「何のためにお顔を洗うの?」という問いに正確に答えられる方も少ないかもしれません。
「洗顔の目的」は、「汚れた皮脂膜を落とす」。その一言につきます。
*身体も一緒です
私達の皮膚は毛穴から出た皮脂と汗が混じって天然のクリームと言われる皮脂膜で覆われています。
この皮脂膜が私達の肌を潤し、守り、ツヤをもたらしてくれるのですが、
①外気に触れる事でホコリや場合によってはウィルスなどが付着します。
②女性の場合は、メイクをするとそのメイクと混ざってさらに汚れます。
③ターンオーバーによって剥がれた角質が皮脂膜に混ざって剥がれ難くなり、それが溜まると「くすみ」になります。

なので、この皮脂膜を取って清潔にするという行為はお肌にとっても大切。ですが、もっと大切なのは「取り過ぎない!」という事です。
強い洗顔料を使ったり間違った洗い方をする事で、皮脂膜を取りすぎてバリアが壊される。それがたび重なると、乾燥肌になってしまいます。

洗顔をする際の洗顔料選びは前のブログで述べているので、今日は具体的な「洗い方」についてお話します。

洗顔で乾燥させない為の一番のポイントは水の温度!です。
手で触って暖かく感じる温度はすでに「お湯」なのでNG。
お湯で洗い続けると必要以上に皮脂を取ってしまい、乾燥の原因に。
水もしくはぬるま水で洗いましょう。

という事で、今日は冬の乾燥に負けない正しい洗顔法・図解編です。

1.まずお顔と手を「水」もしくは「ぬるま水」で予洗いします。
*手が汚れている場合は先に洗いましょう。
*お顔を洗う時の温度は冷たく感じる程度の水で!

2.ネットで泡を立てます。石鹸はしっかりつけましょう。
ここでポイント!ネットは水で濡らしません

ネットに水を含ませると水分が多すぎてしっかりした泡が立ちません。
泡がたちにく時には少しだけ水を足しましょう。
図のような下を向けても落ちない弾力のある泡が理想です。

3.泡をお顔に乗せて泡を押し付けるように洗います。
お顔をこするのは厳禁。シワの原因になります

泡で洗う意識をしましょう。目安は約20秒。お顔の上に泡をのせておきましょう。

4.「お水」もしくは「ぬるま水」でお顔をしっかり洗い流します。
*石鹸が残るのもNG。生え際などに残りやすいので丁寧に。

5.石鹸を使っての洗顔は、特にニキビ肌だったり思春期でない限り夜の1回で充分です。
朝は水洗顔を丁寧にしましょう。

「お顔を洗う」という行為は、毎日毎日の繰り返しになります。
正に自分で行う毎日のエステ。
どんなゴッドハンドのエステシャンにかかっても、どんなに素晴らしいコスメに出会えても、正しい洗顔が出来ていなければ美しい肌をキープするのは難しいのです。

ましてやお顔は私達の社会への窓。
お顔の筋肉は1日緊張しっぱなし。外気にもさらされて過酷な1日を過ごしています。
「今日も1日ありがとう。ゆっくり休んでね。」
そんな気持ちでお手入れをしてあげて下さいね。

 

今回のおまけ

寒くなるととたんに猫になる市の助。
枕は猿です。
紅葉が美しい季節です。
皆さんは暖かくしてお出かけ楽しんで下さいね。

 

株式会社ラナ
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