肌に負担をかけない紫外線対策
一週間前の寒さがウソの様に暖かくなりました!
梅も終わり、もうすぐ桜の季節ですね。
「細胞が喜ぶシンプルケア」をお届けするSarah スタッフの少路です。
まだまだ三月に入ったばかりで、油断されている方も多いと思いますが、
そろそろアレが気になる季節になってきました。
ピカーン!
そう、紫外線です。
女性の大嫌いな紫外線です。
上のグラフは昨年の大阪の紫外線量を表しております。
三月の時点で冬場の二倍近くの値になっていますね。
また冬場より外にお出かけする機会も多く、紫外線に当たる時間もおのずと増えるでしょう。
「とりあえすオールシーズン日焼け止め塗ってるから大丈夫!」
という方も多いと思います。
夏は絶対日焼け止め、
冬もとりあえず日焼け止め、
赤ちゃんの頃から日焼け止め・・・
「お化粧しないときも日焼け止め位はちゃんと塗っているよ!」
という方も非常に多いです。
しかしその日焼け止めはいったい何のために塗っているのでしょうか?
おそらく
焼けたくない、赤くなりたくない、
一番は
シミを作りたくない。
でしょう。
確かに紫外線はシミの原因になります。
正式名称は「老人性色素斑」
年齢を重ねると共にお肌のバリアが弱まり、そこに紫外線があたる事でできるシミです。
この「シミ」を作らない為にUVカット化粧品を使いましょう!
が、今の美容業界の「常識」です。
ひいては、ファンデーションにも乳液にもUV効果が・・・。
これ、本当に効果あるのでしょうか?
UVに表記されている「SPF」や「PA」は
1平方センチメートルに2g使用した場合の結果です。
という事は、お顔全体だとほぼ500円玉1個分のUV化粧品を塗る必要があります。
皆さん、それだけ塗っていますか?
だいたい世に出ているUV化粧品をそれだけ塗ったら、
ほとんどの方が「お顔真っ白」で見られたもんじゃなくなります・・。
本当に。
呼んだ?
そして、紫外線防止効果の化粧品には、
「紫外線吸収剤」もしくは
「紫外線散乱剤」が配合されています。
一時期「紫外線吸収剤」の成分に問題が多く出たので、
「良心的」と言われる化粧品メーカーはこぞって「散乱剤」に切り替えてきました。
紫外線散乱剤には、主に酸化チタンや酸化亜鉛などの白色の無機粉体が使われています。
2010年に
「ナノ酸化チタンはアスベストと同じ炎症を引き起こす」
という論文が、アメリカの科学雑誌「PNAS」に掲載され、
大きな波紋を呼びました。
実験を行ったユルク・チョップ教授は
「長期的にこの炎症を繰り返すと、ガンになる可能性も」
と警告しています。
ましてやこれらの化学成分は「乳液」や「クリーム」といった
「界面活性剤」と共に配合されています。
何度も言いますが、乳液やクリームは皮膚のバリアを壊します。
その界面活性剤と共に強い化学成分を塗って、
本当に皮膚を守る事が出来るのでしょうか?
実際、多くの方からUVカット化粧品を塗ると
「乾燥する」「皮膚が荒れた」というお声を聴きます。
最近では小さなお子様にも日焼け止めクリームをまめに塗っているお母さんも見かけます。
子供の角質層は大人の半分近くと言われています。
つまり、バリアが非常に弱いのです。
そんな子供の皮膚を活性剤で洗い、合成物質を付ける・・。
ご自分のお肌ももちろんですが、大事な子供さんの事。
使う前に、よくよく成分を見て判断して頂きたいです。
UVカット化粧品を使わないとなると
どうやって紫外線対策をするか?
紫外線を防御をするには
お肌のケアと日を避けること
が大事です。
肌が荒れた状態で日差しを浴びると簡単に紫外線にやられます。
肌の状態を整えておくことが何より大切です。
あとは日傘・帽子・サングラス・長袖などで日を避けましょう。
「日焼け止めもメイクもばっちりだから焼けないもん!別に肌も荒れないし!」
という方
日焼け止めクリームやファンデーションの中には油分がしっかり配合されています。
しかも石油系油分であることが多いです。
それをお顔に塗って日に当たると、もっとシミを作りやすいです。
いわゆる油焼けや化粧焼けと言われるものですね。
メイクもUV対策もろくにしていない男性の方が
シミ少なかったりするのはそういう理由です。
おそらく、かなりの紫外線量を浴びながらも
おそらく、特にUVカット商品を使ってないであろう五郎丸選手。
(想像ですいません。結構好きなもんで。)
お肌も綺麗じゃないですか?
やはりあまりUVカット化粧品は使われない方がお肌の為だと思います。
例えば一日中マリンスポーツをしたり、
日本より紫外線の強い国でゴルフをするなどの時は、
必要悪としてUVカット化粧品を使用することもありだと思います。
しかし
普段の生活でそれを毎日使う事による肌への負担
と
紫外線を微量浴びる事による肌への負担
どちらを選択するか考えて
紫外線対策をされることをおススメ致します。