成長因子でスイッチON! 美肌水がさらに進化しました PartⅡ
今年は暖冬ですね。寒いのが超苦手な私としてはとても助かりますが、スキー場の方は大変で国体も開催が危ぶまれているとか・・。天候はただ単に会話のきっかけだけでなくて人々の仕事や農作物、まさに「生きる」に直結している問題なんだな~と意識してないといけませんね。
「細胞のデトックス Sarah」代表の藤山 恭子です。
さて、前回は「幹細胞コスメとは」という大前提についてお伝えしました。
今回は、一般的な幹細胞コスメとSarahの違いは?という肝心な部分に触れてゆきます。
まず幹細胞コスメと呼ばれる化粧品に配合されている「幹細胞培養液」には3種類あります。
「植物由来」「動物由来」「ヒト由来」この3つですね。
まず植物由来ですが、植物にもヒトと同じ様に傷ついた細胞を再生する幹細胞を持っています。特に今出回っている幹細胞コスメの原材料として「奇跡のリンゴ」と呼ばれる長期間腐らない「ウトビラー・スパトラウバー」というリンゴの幹細胞エキスや抗酸化作用の強い「アルガンツリー」の幹細胞コスメなども出回っています。ただし、植物と人間の細胞の違いで、植物にはレセプターとリガンドというシステムがありません。抗酸化やうるおいを与えるといった作用は期待出来ても細胞を活性化する事は期待できないと言わざるをえません。
*イメージ画像です
次に動物由来の幹細胞培養液ですが、これは幼羊の毛根や羊のプラセンタ(胎盤)から抽出される動物由来の幹細胞が主流のようです。これは他の動物に比べてヒトの皮膚幹細胞に比較的構造が似ているからという理由の様ですが、安全面で少し心配されている様です。どんな工場でどの様に培養されているのかはメーカーに確認してみないと解りません。
今一番多く利用されているのが「ヒト幹細胞培養液」です。多くはヒトの脂肪細胞から幹細胞を取り出しそれを培養したものを使用しています。もちろんメーカー(原材料メーカー)によって培養液の成分である成長因子の数や配合率によって価格はまちまちです。
ポイントは安全性
通常、化粧品工場と言っても原材料は原材料メーカーから仕入れてそれを配合し、作るのが化粧品メーカーです。ですから、世に出ている幹細胞コスメも「幹細胞培養液」をどこかから仕入れて配合しているのです。それが「何由来でどれだけ配合されているか」ぐらいは把握されているでしょうけど、どの様に作られて何が配合されているのか意外とメーカーでも把握出来ていなかったりします。
中には海外産のもの。劇薬が排除されていない物。「幹細胞培養液」ではなくて「細胞培養液」まで様々な物があるので注意が必要です。
何よりも「幹細胞」はタンパク質ですしそれを培養する際に使う「液」もタンパク質が多く含まれますです。その「上清液」はそのままの状態だと必ず腐ります。ですからすでに「培養液」として売られている時点でかなりな量の防腐剤などが配合されています。でないと通常の流通には適さないのです。「上清液」の状態ですと「冷凍」でないと搬送が出来ません。
何と言っても弊社のSarahを作って下さっている(株)ENECO JAPAN の凄いところは、今回幹細胞を扱うにあたって幹細胞培養液を仕入れるのではなく、「幹細胞上清液」を仕入れたんです!これ業界では有り得ない話です。その為に無菌室までつくちゃったという・・・・。これを自社で解凍して使用しているので、超安全。途中で防腐剤が混ざる事もありません。勿論タンパク質ですからそのままでは腐ります。それを不活性になるギリギリの温度までで煮沸した上で天然のヨモギエキスやチョウジ、チジマザザ等の天然成分で防腐しています。(簡単に言うけどこれも大変だったらしい。配合を決めるのが)
*ヨモギ 昔からの民間万能薬として使われています
時々お客様から「この幹細胞コスメどう思います?」と聞かれるのですが、たとえそれが「ヒト幹細胞液使用」と書かれていても原材料メーカーも解らなければそのメーカーでどの様に扱われているのかも解りません。なので「解らない」としかお答えのしようがないのです。
時には市販されている「幹細胞コスメ」で「無添加」を謳っている製品があります。が、原材料を見ると「幹細胞培養液」となっています。先にも書きましたが、「培養液」として売られている時点で常温で搬送可能=防腐剤がしっかり入っています。日本の法律では一般的に「キャリーオーバー」と呼ばれるエキスを抽出する際に使用したり、原料を安定させる目的で配合されたりする成分(アルコール、安定剤、酸化防止剤、防腐剤など)は表示しなくても良いという決まりになっています。ですから、ケーカーの言う「無添加」という言葉をそのまま受け取るのは非常に危険です。
(株)ENECOが取り入れた「幹細胞上清液」は勿論医薬品メーカーが扱っている物ですので、安全性には十分配慮されています。献体となっている方に対しては3世代に渡ってのDNA検査をした上で、様々な健康診断をしてさらに約半年後にもう一度チェックをするという念の入れようです。その間に隠れていた菌やウィルス等がないか念を入れるためとの事でした。
*(株)ENECOの無菌室。入ったら作業者が無菌になるまで30分何も出来ない我慢大会らしいです・・・。私には無理。
そしてもう一つの大きなポイントは、ヒト幹細胞上清液(培養液)の一番の強みであるレセプターとリガンドの仕組みは近くの細胞、細胞の種類によると1mm以下の範囲の細胞にしか作用しないと言われています。
という事は、その成分が表皮にとどまっているなら(どれだけ良い成分が配合されていても)表皮細胞にしか作用しないという事です。そしてそのコスメにケミカル成分が一緒に大量に配合される事によって、プラスのつもりがマイナスになる事も・・・。
Sarahの場合は原材料の水が高調波水ですから、真皮層や線維芽細胞にまで作用する事が期待出来ます。そして皆さんご存じの通り、肌に悪影響を与える成分は一切使っておりません。
今回のチャレンジで安藤先生が何回も「合成物質使ったら簡単なんやけどな~という誘惑に駆られたわ。」と言われていました。ケミカル成分で品質を安定させる、混ぜる、肌触りを良くする。こういった事は簡単にできるそうです。でも心を鬼にしてそれを「やらない」。極限までのチャレンジをして下さいました。後は、皆さんに使って頂いてそのパワーを実感して頂くだけです。
私自身も思いもよらず早い段階での「幹細胞コスメ」へのチャレンジ。
その効果を実証するのはこれからですが、これでさらにパワーアップしたSarahを沢山の方に実感して頂くのが楽しみです!
皆さんが使われた感想、是非聞かせて下さいね。
今回のおまけ
先週、無事15歳になりました!
犬用ケーキ。ヒト用の倍額です・・(涙)。
株式会社ラナ
TEL: 0743-61-5276
Mail: sarah.cosme.jp@gmail.com
サロンRanaのHP
https://rana-detoxsalon.com/
SarahのHP
https://sarah-bihada.com/