おませさんほど老化が早い?キッズコスメの安全性
入園式や入学式の季節ですね~
とくに関係のない
「細胞が喜ぶシンプルケア」 Sarahスタッフの少路です。
新生活を始めるにあたって、お化粧デビューをする方もいらっしゃるかもしれません。
昔は社会人や大学生になってからメイクをする方も多かったかもしれませんが、
今では中学生・高校生でもばっちりメイクをして通学している子も多いですね。
キレイになりたい!キレイに見せたい!と思うのは女性の本能(?)
今は情報も溢れていて、安価で手軽に化粧品が買えるので小学生までもがメイクをしているそうな・・・
私の回りに小さな女の子がいないので知りませんでしたが、
今は小学生よりももっと若い子(幼い子?)向けのメイクグッズが
おもちゃ売り場で「キッズコスメ」と呼ばれ、販売されているようです。
試しに「キッズコスメ」で検索してみると出てくる出てくる
画像はイメージですよ。
こりゃ女の子喜びますよね。
何歳くらいの子が使うのだろうと商品レビューを読んでみたら
「孫の5歳の誕生日に・・・」
「4歳の娘に買いました。休みの日は毎朝メイクしてます」
「3歳の誕生日に娘にプレゼントしました!とても喜んでいます。」
などなど・・・。
確かに自分が小さければかなりうれしいような気がします。
(遠い昔過ぎて覚えていませんが)
大人の真似事ができてかわいくなる!
幼い少女の心をわしづかみするのも解る気がします。
しかしこの子供向けに販売されているキッズコスメ
大人が使う化粧品とどう違うのでしょう?
日本消費者協会が子供向け化粧品を販売している主な玩具メーカーに問い合わせたところ
(まず化粧品メーカーではなく玩具メーカーが販売してます)
「一般の化粧品と大きく違うところはない」
との答えが返ってきたそうです。
メーカーによってアレルギーテストを実施する、
配合成分を少なくするなどの配慮はみられるものの、成分的に一般のものとの違いはないそうです。
また同協会が子供向け口紅の表示を確認したところ、
中にはアレルギーや皮膚炎を起こす可能性がある成分も使用されていたそうです
それってオトロシイ・・・。
子供の皮膚は未完成。
皮膚のバリアとなる角質層の厚みは大人でも約0.02mm、
子供はその半分くらいしかありません。
その皮膚に不要な「もの」を使うと・・。
国民生活センターに寄せられた危害相談は
「子供用パウダー、コロン、口紅を付けたところ
その晩、顔に湿疹ができ、赤くはれあがった。6日間で全身に広がり38度の熱が出た。
小児科に受診したところ「化粧品のせいだと言われた」」
またキッズコスメをつけた大人が危害を受けた事例も報告されています。
「子供用ローションを、姪と自分で使したところ体が少し赤くなった。
姪は医者に一度受診しただけで済んだが、自分は三回通院して二週間の飲み薬と塗り薬を使用した」(30代男性からの相談)
怖いですよね。
ままごと遊びの延長でメイクの真似事をする子供はとても可愛いとは思いますが、
大人がそれを買い与える事には疑問をもってしまいます。
また最近は100円ショップでも一通りの化粧品が揃います。
高いキッズコスメよりも100円でおもちゃのように買い与える場合もあるようです。
小学生くらいになると自分のおこづかいでも買えてしまえる値段ですね。
100円で安い!買える!
くらいにしか子供は思わないかもしれませんが、
100円には100円の理由があります。
昨年は某100円ショップで販売されていたマニキュアの一部で
発がん性物質「ホルムアルデヒド」が検出されたと発表されました。
市場に出回っているものは安全。
そんな危ないものを販売するはずない。
と無意識のうちに思っている方も多いと思います。
しかし負担が軽い大きいはありますが、肌に良いメイクアップ用品はありません。
また化学物質に触れ続けることによってアレルギーが発症する場合もあります。
かわいい小さなレディのためにもよく考えてみてもいいかもしれませんね。
でもメイクごっこしたいというレディにはこんなおもちゃもあるようです。
木でできたメイクのおままごとセット。3・4歳くらいはこれで誤魔化しましょう。
塗り絵感覚でメイクができます!小学校低学年位はこれで誤魔化しましょう。
おしゃれに興味を持つのは素敵ですが、
子供の身体はまだ未完成です。
お肌がどういう役割をしているのか。
その肌をどう扱えばいいのか。
それをまず大人がしっかり学んで、理解して
子供にきちんと伝えられる世の中にならないといけませんね。