本当は怖い洗顔フォームの話
2015年09月30日

本当は怖い洗顔フォームの話

こんにちはSarahスタッフの少路です。

本日は「洗う」についての第二弾!

洗顔フォームと石鹸についてお話ししたいと思います。
みなさんは普段、お顔はなにで洗ってますか?


水?
石鹸?
洗顔フォーム?

 

洗顔料にもいくつか種類があり、クリームタイプ、リキッドタイプ、パウダータイプなどがあります。

 

大きく分けると
洗顔石鹸
洗顔フォームに分けることができます。

洗顔フォームの最大の特徴は
合成界面活性剤が含まれているということです。

前回のクレンジング編でもすこしお伝えしたように合成界面活性剤はお肌の健康のためには百害あって一利なし!と言えるでしょう。

合成界面活性剤とは簡単に言えば台所用洗剤に主として使われている成分です。

ベタベタの油汚れもキュキュッと洗い流せるのは混ざるはずのない水と油を化学の力で乳化させ落としているのです。
その成分がお顔を洗う洗顔フォームにも含まれています。

それを使うことにより必要な皮脂まで余計に奪ってしまいます。

「でも洗顔フォームを使ってるけど、洗い上がりはしっとりしてるよ!」

はい、そう思う方も多いと思います。

そこが洗顔フォームの怖いところです。

合成界面活性剤を使用することにより、皮膚の構造が壊され乾燥します。そして肌のバリア機能を持つ角質層が痛みます。

その細胞と細胞の間に隙間ができて、その隙間に合成の保湿成分をいれることで

『お肌が潤ってる♪』

と感じさせているだけなのです。
つまり取りすぎた天然の皮脂の代わりに人工の保湿成分を補って、あたかも「しっとりしている。」と偽装しているのです。

汚れを落とすために洗顔をしているのに、人口の保湿成分をわざわざ肌に残す必要はあるのでしょうか。
その人工の保湿成分とは合成ポリマーなどであり、これもまたお肌には百害あって一利なしといえるでしょう。

では洗顔石鹸とはどんなものでしょうか?

洗顔石鹸は水溶性カリウムや水溶性ナトリウムなど天然成分で構成されています。
通常、石鹸には合成界面活性剤が含まれていませんし、防腐剤(パラベン)や香料、着色料、アルコールなどが一切添加されていません。

そのため、
肌に必要な成分まで根こそぎ落とす、なんてことはまず起きませんし、保湿成分で補強する必要もありません

「肌に不要な成分(汚れ)だけを洗い流す」という、
本来の洗顔の目的を簡単に達成させてくれるのが石鹸になります。

「でも石鹸で顔を洗ったら突っ張って乾燥するけど・・・?」

洗顔とは本来汚れや余分な皮脂を取るためですので洗顔後多少つっぱるのは不思議なことではありません。

いままで洗顔フォームを使ってこられた方は不安になってしまうもしれませんが安心してください。

つっぱる原因としては
・洗顔後は水分が蒸発しやすいから
・石鹸のアルカリ成分が肌の汚れた角質を溶かしたあと カルシウム石鹸の膜を張って肌を保護するため
なのです。
カルシウム石鹸は、その後分泌される皮脂によって溶かされ、アルカリも中和されます。
石鹸は肌をいためるどころか、一番安全な洗顔方法であり、肌環境を維持するのに適した洗顔方法なのです。

また石鹸はアルカリ性なので、肌に洗い残しが残っても、皮膚から分泌される酸性物質で遅くとも数10分後には完全に中和されてしまいます。

また石鹸洗顔後に酸性の化粧水を使えば、たちまち石鹸残分のアルカリは中和され、皮脂を洗い流す恐れのある洗浄力を失って安全化するのです。

しかし一言に「石鹸」と言ってもアミノ酸石鹸など「偽物の石鹸」はたくさんありますので、選び方には注意してください。

次回の「洗う」シリーズは「本物の石鹸と偽物の石鹸」についてをお伝えしたいと思いまーす!