なんでクレンジングするの??
2015年09月29日

なんでクレンジングするの??

こんにちは

Sarahスタッフの少路です。
本日はクレンジング剤についてのお話しをしたいと思います。

みなさんは毎日クレンジングはしていますか?

「そりゃメイクしてるから毎日してるよ!」
「夜はもちろん、朝もしてるから一日2回してるよー」
「洗顔フォームだけじゃメイクが落ちないからちゃんとダブル洗顔してる!」

などクレンジングをしない方のほうがおそらく少ないと思います。

そしてそのあとに洗顔フォームなどで洗い、いわゆるダブル洗顔をされている方も多いでしょう。

ファンデーションなどのメイクは油性ですので、

それを落とさないと肌に悪い。

しかし洗いすぎても肌に悪い。

矛盾するようですが、どちらも本当です。

人工的にのせたメイクアップという油性の汚れを、
油分乳化剤(合成界面活性剤)を合わせたもので剥ぎ取ることがクレンジングの役目です。

合成界面活性剤とは本来混ざり合うことのない水と油を混ぜるための成分です。

合成界面活性剤はたんぱく質にくっつき、それを溶かしていく作用があります。
そのために合成界面活性剤が配合された化粧品を使えば使うほど、
肌は薄くなり、本来肌が持っている保湿機能を壊してしまいます。

カピカピに乾燥~

洗顔後すぐに化粧水をつけないと肌がカピカピに乾燥してしまう方、
慢性的な乾燥肌になっているかと思われます。
これが進むと肌はさらに薄くなり、
肌のバリア機能が失われた敏感肌になってしまいます。

特に最近のメイクは毛穴を目立たせないように、崩れないようにと見事に肌に密着しています。
それを無理やり落とすので、さらに肌への負担は大きくなります。

毛穴を隠すためのパテ埋めメイク

オイルクレンジング・クリームクレンジング・ジェルクレンジングと各メーカーごとに種類はいろいろありますが、
メイクを浮かせた後に水で流すタイプのものは合成界面活性剤が多く使用されています。

毎日台所で使っている食器用の洗剤も合成界面活性剤を主原料としてできていますので、
クレンジングもそれと同じようなものだと考えてください。

カレーを食べた後のお皿のベタベタ油を、台所用洗剤で洗い流すように、
お顔も台所用洗剤に近いクレンジング剤で毎日洗っているのです。

そりゃ肌も乾燥しますよね。

特にメイクもしていないのにクレンジング
朝晩しっかりクレンジング

油汚れは落ちますが、肌に必要な皮脂も取られ、肌の大事なバリア機能を壊してまでする必要があるのでしょうか?

石鹸で丁寧に洗うだけでも十分メイク汚れはおちます。
しっかりメイクされている方はクレンジング剤を使うより、
100%のオイルでふき取り、その後石鹸で洗うだけで大丈夫です。

今のスキンケアではお肌に必要な皮脂をとりすぎ、肌のバリア機能も壊し、
更にそれを誤魔化すために、合成ポリマーなど配合のクリームをベタベタ塗る・・・

今はトラブルがなくても、このままのケアを続けているとお肌はどうなってしまうのでしょう。

現代は昔よりも乾燥肌・敏感肌の方が増えているといわれています。

もう一度ご自身のお肌のことを真剣に考えてみませんか?

明日は石鹸と洗顔フォームのお話しです!たぶん。