アルツハイマーの原因になる??夏に人気の制汗剤
2016年05月27日

アルツハイマーの原因になる??夏に人気の制汗剤

「肌細胞のデトックス」Sarah スタッフの少路です。

前回は汗についての記事でしたが
こちら→夏が来る前に知っておきたい「汗」のこと

今回は制汗剤についてお話ししたいと思います。


夏直前!テレビCMも増えてきましたね。
制汗剤もスプレーやクリーム液体タイプなどいろんな種類がありますね~

学生時代体育の授業の後などはみんながシューシューと
スプレーしていました。
その後の教室はむせかえるような臭い・・

青春の思い出(?)です。

それはさておき

汗を防いで、汗の臭いも軽減するための制汗剤ですが、
これらにも危険性があるのはご存じですか?
なんでもかんでも危険!というのは心苦しいのですが、

制汗剤には安全とは言い切れない不安要素があります。

 

一つ目は制汗剤によく使用される塩化アルミニウム
汗どめに効果的とされ、多くの制汗剤に入ってます。
これを体の表面に塗ると、
汗腺から分泌される汗と反応して水酸化塩化アルミニウムを形成し、
汗腺に蓋をして汗を防ぎます。

本来排出するはずの汗を無理やり止めてしまっているので
長期間使用していると毛穴がつまり、かんぽうと呼ばれる水泡ができたり、
その他にもかゆみやかぶれの症状が出る場合もあります。

女性にとってはいや~な色素沈着の原因にもなるそうです。

わきは刺激に弱い場所ですので注意が必要です。

更に塩化アルミニウムは取りすぎると
アルツハイマーや乳癌の原因になる可能性が高くなると言われています。
たまに使用するだけなら、そんなに神経質にならなくても大丈夫かもしれませんが、
女性の多くはワキ毛の処理をしています。
傷ついた皮膚からはより、成分も浸透しやすくなり、リスクが高くなります。
頻繁に使う方は気を付けた方がいいのではないでしょうか。

制汗剤の不安要素二つ目は化学物質過敏症です。

香りの強い柔軟剤などに関してはテレビなどで報道されていましたが、
これは制汗剤においても同じことです。

制汗剤には柔軟剤よりも多くの化学物質が含まれています。
これが化学物質過敏症の原因となります。
どのような症状が出るのかというと、
喉や鼻に刺激を感じたり、咳が出て止まらなくなる、呼吸が苦しくなるなどです。
また頭痛や嘔吐、歩行困難などの重度な症状がでてしまう人もいます。

基本的には化学物質でできた香りが原因となっていますが、
制汗剤にはこの香料が大量に使われています。
汗のニオイを抑えるために含まれる成分ですが、かなり危険な成分と言えるのです。

これは使用している自分にだけ悪い影響が出るのではなく、
実は知らないうちに周りに影響を与えてしまっている場合もあります。
使用している本人は自分が気に入った香りで平気でも、
周りにいる人からは苦痛でしかないこともあるのです。
制汗剤の使用が増えるこれからの時期に
化学物質過敏症を抱える人の症状も多くなるそうです。

ちなみに汗をかいた後に使う汗ふきシート
使用後サラサラになっていい香りがするので男女問わずに人気ですが、

※某汗取りシートの成分表です。色が赤に近いほど毒性が強いと言われています。

アルコール・ポリマー・合成界面活性剤・香料・・・・
などなどこちらもお肌に安全とは言えない成分で出来ています。

こちらの商品ではありませんが、
男性用として販売されているような特にアルコール成分の強い汗ふきシートを使用した後に、
呼吸困難、めまい、動機などの症状が出る方もいらっしゃるそうです。

前回の記事夏が来る前に知っておきたい「汗」のこと
でも書きましたが汗は基本的には臭くありません。
臭いを抑制したいならば、水で濡らしたタオルなどでふくだけでも充分なはずです。

また汗自体を抑える行為は熱をこもらせ、老廃物を溜めている状態です。
本来は汗は出してあげた方が健全です。
気になる方は脇汗パットや汗取りインナーなどを利用するのも手ですね。

汗をかいた瞬間に臭いが気になるのなら、
まず生活習慣の見直しをされたほうがいいでしょう。

夏に人気のこれらの商品は
肌トラブルや体調を崩す危険性も持っているということを理解して
うまくこれからの季節を乗り越えてください。