正しい洗顔石鹸の選び方
2015年10月13日

正しい洗顔石鹸の選び方

こんにちは

Sarahスタッフの少路です。
皆様三連休は楽しく過ごされましたか?

寒くもなく、暑くもない10月は行楽とかにもいいですねー
真夏の海でBBQとかするよりこの時期にした方がいいんでないか?
と考えながら私は過ごしてました。どうでもいいですね!
では本題です!
『洗う』シリーズ本当は怖い洗顔フォームの話でもお伝えしたように

洗顔料は洗顔フォームと洗顔石鹸に分けることが出来ます。

洗顔フォームより洗顔せっけんのほうが肌に断然優しいです。

しかし一言に洗顔せっけんと言っても、たくさん種類があるので、
その製法や成分によって使い心地やお肌への影響で良し悪しがあります。

ですので今回は『洗顔石鹸の正しい選び方』について!です。

石けんもいろいろあります~

『洗顔石鹸の正しい選び方』

 

1.成分を見る

まず一番に気をつけて頂きたいのは、
石鹸の顔をした洗剤があるという事です。

例えば米国生まれの超有名な石鹸の成分。

← 赤くなっているのが合成界面活性剤。オレンジがキレート剤など。

まさに固形石鹸の代表といえる商品ですが、中身は洗剤です。

他にも石鹸を一番の売りにして有名になった化粧品会社の石鹸。
1個2000円台から7000円台の商品です。
(石鹸1個に7000円!!!吃驚!)

石鹸一つにこれだけの成分が必要?

というくらいの成分が入っていますが、合成界面活性剤
あげくのはてには合成ポリマーまで入っています・・・。

 

本来の石鹸の主成分は脂肪酸ナトリウムと脂肪酸カリウムです。
よく成分表には「石けん素地」と書かれていることがありますが、
まさにそのことです。

そして「石けん素地98%以上」のものを純石けんと言います。

↓ こういう表記になります(シンプルですね~)

上記のちょっと高い石鹸や超高級石鹸、
どっちで洗う方が肌にとって負担がないか?と聞かれると、
100円の純石鹸のほうが負担は少ないと思われます。

しか~し、

スーパーやドラックストアで売られている純石鹸は
お肌を乾燥させやすいのが欠点です。
安いのは有難いのですが、大量生産されているので
保湿成分が含まれていないのです。

おすすめの石鹸はコールドプロセス製法の石鹸です。
コールドプロセス製法とは石鹸の作り方の一種で、
原料を混ぜ合わせ1~2カ月かけてゆっくり自然乾燥させて固める製法です。

一般的な大量生産される石鹸は機械練りと言って
急速冷却・急速乾燥して作られます。
しかしこれだと天然の保湿成分がなくなってしまうので、
ツッパリ感や乾燥が強くなってしますのです。
やはり石鹸が売りの化粧品メーカー。
コールドプレス製法で作られた石鹸の一つ。


残念ながら香料やキレート剤は入っていますが、
合成界面活性剤は入っていません。
何で洗い流す石鹸に紫外線散乱剤が必要なの?
という突っ込みは別として・・。

化粧品全般に言える事ですが、
まずは成分表をチェックしてみてください

 

2.表示のチェック

コールドプロセス製法と明記されていれば分かりやすいのですが、
他にも枠練り製法や釜焚き製法(ホットプロセス)などと書かれている場合もあります。
どちらも手作業で長時間かけて乾燥させている製法ですので、
良い石鹸と言えるでしょう。

しかし製造法を企業秘密として明記していない製品も多いです。

 

3、泡の弾力

これは使ってみないと分かりませんが、
コールドプロセスや枠練りの石鹸は泡の粘土がとても高く、
逆さにしても手から落ちないほどです。

キメの細かい泡ですと肌の汚れも優しく取ってくれます。
機械練りの石鹸は粘度が低いので 泡がすぐに潰れてしまいます。

以上!
洗顔石鹸の選び方としてはこんなところでしょうか。

とは言え、
「石鹸のツッパリ感、苦手だわ~」という方は
次回の「Sarah 潤石鹸」
をお楽しみに!