唇の望診1

前回のリップクリームに続き、
今回も「唇（くちびる）」のお話です。

「望診」ってご存じでしょうか？
患者さんの皮膚や舌の状態を診て、患者さんの健康状態を診断する。
東洋医学の伝統的手法です。
昔のお医者さんも聴診器あてて、舌を診てって必ずというほどされていましたよね。

「くちびる」は比較的素人でも健康状態を推し量りやすい器官でもあります。
まず「くちびる」の上と下では対応している内臓が違います。
上唇は「胃」。
下唇は「腸」の状態を反映していると言われています。
こんな「くちびる」になっていませんか？

写真の写りが少し悪いのですが、上唇に対して下が腫れてボテッとしてますね。
そして縦に沢山シワが入っています。
これは腸も同じ様に腫れている状態が想像出来ます。

この方も同様に下くちびるに縦にシワが沢山入っています。
ご自分でも常に下腹部にハリと違和感を感じるそうです。
大腸のどこかに「トラブル」がある状態が想像出来ますね。

そして特徴的なのが、上唇と下唇の色が明らかに違います。
＊写真より生の方が色の違いが明らかでした。
多分「胃」も万全の状態では無いのでは？
色がかなりくすんでいますね。

この様に、少し注意して「くちびる」を診るだけで、用心しなければいけない身体の状態が診てとれます。
お顔のパーツは大切な内臓からのサイン。

あ、私のくちびるもそうだ！
と思われたら食生活を見直したり、
念のために医療機関で検査を受けるなどの対処をして下さいね。

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