細胞のスイッチをON! 美肌水がさらに進化しました!
2020年01月17日

細胞のスイッチをON! 美肌水がさらに進化しました!

2020年がスタートしてすでに1ヶ月が経とうとしています。オリンピックなんてまだまだ先の事と思っていたのに・・・。時が経つのが早すぎて、焦りを通り過ぎて自分の年を数えるのを辞めてしまいました(笑)。
オリンピックイヤー生まれの「細胞のデトックス Sarah」代表の藤山 恭子です。

以前、このホームページで「幹細胞培養液」の記事を書いたところ、ネット上で見つけて遠方から数件お問い合わせを頂きました。よくまあ、こんなマイナーな会社のホームページを見つけて頂いたと感心しましたが、それだけ「幹細胞」に対する皆さんの関心が高いという事なのでしょうね。

そのブログを書いたのが約1年前。その記事で書いた結論を以下に引用します。

幹細胞培養液配合の化粧品が安全で効果があるかどうかは、
原材料メーカーが安全で信頼出来るメーカーか?
付属して添加されている成分が安全かどうか?
原材料メーカーの指定含有量が守られているかどうか?
を把握しないと「効果がありますよ」とは言えません。
ただ、「幹細胞培養液」が今までの化粧品トレンド成分と違うのは、肌へのアプローチの仕方が全く違うという事です。
「幹細胞培養液」が目指す事とSarahが目指す事は同じです。
それは「肌が不足する物を補う」という従来の化粧品のスタンスではなく、細胞そのものの活性化
「幹細胞培養液」は今後も医療の新たな展開を担ってゆくのと同じように、美容の世界でも新しいメソッドとして定着して進化してゆくと思います。今後もその動向には注目してゆきたいアイテムのひとつではあります。

ここ数年の化粧品ベンチャー企業は「幹細胞」一辺倒でした。ただ、その効果や安全性には大きな「?」があるので、私たちがその技術に手を出す事はないと思っていました。基本、流行り物には手を出さないという「へそ曲がり」な性格もあり(笑)。

が、それが安全に使えるなら。そしてその効果が大きければ・・?。

「やらない手はないでしょう!」と言うのが安藤会長と私の結論です。

化粧品には限界があります。肌はあくまで自分の血液で作る物であって、外から塗る物で作られるわけではないからです。でもその外から塗る物がもし「皮膚を劣化させる物」なら、いくら良い血液を保っていても最悪な結果になります。
そして、その外から塗る物に「皮膚を健康に元気にするパワー」があれば、良い血液との相乗効果で私たちは本当の素肌美を手に入れる事が出来ます。


「幹細胞培養液(上清液)」のパワーとは?

では今流行である「幹細胞培養液(上清液)」にそのパワーはあるのでしょうか?結論は「Yes」でした。その根拠をここでお伝えしますね。
*幹細胞培養液と上清液は違うものですが、一般的に幹細胞培養液と言われているので、ここでは一般的に使用されている培養液で統一します。その違いに関しては後述します。

まずは基礎知識編。「幹細胞培養液」って何?からスタートしましょう。その前に「幹細胞って何?」ですよね。
「幹細胞」の定義は「自己複製能力」と「多分化能」です。つまり、自分自身がさらに分裂してさらに増殖出来る能力と、様々な細胞に分化する能力、両方を兼ね添えている細胞の事を総称して「幹細胞」と言います。幹細胞はその由来や能力からさらにいくつかに分類されます。それを図にすると、こんな感じです。

 

もともと再生医療に使う為に研究されていたのがES細胞で、これは人の初期の胚から全能力を持ったままシャーレの中で培養しつづけた物です。これを取り出すには多くの卵細胞が必要なので、効率が悪いのと倫理的な問題があって再生医療の大きな課題でした。

そこで、マウスの繊維芽細胞に遺伝子を導入することで人工的に多能性幹細胞を作る技術を開発したのがIPS細胞であり、その偉業を称えて山中教授がノーベル賞を受賞されましたね。その後、人の細胞を用いたIPS細胞の作成にも成功され、実際にIPSを使った治療の研究がスタートしていますがまだまだ問題も多いようです。

再生医療の現場で今一番実用されているのが、脂肪由来の成体幹細胞(組織幹細胞)を使った乳房の再生医療やスポーツ選手の膝軟骨再生などです。患者さん自身の脂肪そのものを使用するので適合性が高く、遺伝子的な問題もクリアしているためです。

これらの再生医療の研究の副産物として幹細胞を培養する際にコラーゲンやヒアルロン酸、サイトカインなど多種多様なタンパク質を分泌することが解りました。その数なんと500種類以上だそうですこの上清液を何らかの溶剤で防腐処理して薄めた物が「幹細胞培養液」です。そしてそれを化粧品に配合しているのが今流行の「幹細胞コスメ」です。つまり、ここで使用されているのはあくまでも「培養液」であって幹細胞そのものではないという事はもう常識ですよね。

*(株)ENECOで研究の為に購入された幹細胞培養液。
おフランス製。1本10万円なり~。

 

良く細胞の活性化という言葉を使いますが、本来細胞を活性化するには細胞間の情報伝達がスムースに行われてはじめて細胞が活性化されます。その情報伝達の方法は、①ホルモン ②局所的化学伝達物質(サイトカイン) ③神経伝達物質 の3種類に限定されます。

幹細胞上清液に入っているサイトカイン等は情報伝達物質として働き、「細胞の活性化」が期待出来る事から従来の「補う美容」ではなく細胞そのものを活性化出来る美容法として新たに注目を浴びています。

それはちょうど鍵穴に入る鍵の仕組みと同様です。ヒトの細胞の表面にはある特定の形をしたレセプター(受容体・カギ穴)がり、そのカギ穴にぴったり合うリガンド(カギ)となる物質が結びついて初めて細胞活性のスイッチが入ります。

かつて化粧品成分として注目されたEGFFGFなどの成長因子(グロスファクター)もサイトカインの一種です。が、この上清液に含まれるサイトカインやタンパク質の量はEGFなどの単体とは比べものにならない数量であり、当然いままで化粧品原料としてはピックアップされなかった成分も含まれています。「幹細胞上清液」にはこのカギ(リガンド)となる成長因子やサイトカインが豊富に含まれている事が解っています。またコラーゲンやヒアルロン酸、エラスチンなどは組織形成の際の材料となります。この大量の「カギ」を一気に与える事によって、どれかの受容体にはまることで細胞のスイッチがON!になる事を目指しているのが「幹細胞コスメ」の特徴です。

いままでの化粧品にありがちな特定の成分によって美白が期待出来る、という様な仕組みではありません。「細胞の活性化」によって細胞そのものが修復され、きちんと働く事によって自己修復能力が引き出される事。その結果、シミ、シワ、たるみの改善、美肌美白効果など幅広い美容効果が期待出来ます。良く言えばオールマイティ。悪く言えば「行き当たりばったり?」ちょっと違う?そんな感じでしょうか。

ここでSarahのご愛用者なら「今までと何が違うの?」と思われますよね?その通りです。Sarahが目指して来たのも無い物を補う美容ではなく、細胞そのものを活性化する事。まさに時代が追いついてきた!と言っても過言ではないと思います(笑)。

今までのSarahは高調波水の力で細胞の水を浄化し、電子をチャージして細胞を活性化し、海洋深層水を線維芽細胞に届ける事で細胞の若返りを目指してきました。そこにこの度「幹細胞上清液」が導入される事によって、さらなる細胞の活性化が期待出来ます

では、一般的な「幹細胞コスメ」とSarahとの違いは・・・。
というのは長くなりますので次号に持ち越したいと思います。乞うご期待。

 

今回のおまけ

市の助もうすぐ15歳。朝はまだ走ってます。
ついてゆく私がめげそう・・・。

 

株式会社ラナ
TEL: 0743-61-5276
Mail: sarah.cosme.jp@gmail.com
サロンRanaのHP
https://rana-detoxsalon.com/

SarahのHP
https://sarah-bihada.com/