春になると食べたくなるものは?
2016年02月29日

春になると食べたくなるものは?

「細胞が喜ぶスキンケア」Sarah スタッフの少路です。

前回は砂糖が及ぼす害についてお伝えしましたが、
今回は反対に体が喜ぶ食事についてお伝えしたいと思います。

もうすぐ2月も今日で終わり、春もすぐそこですね。
そんな今日は春におススメの食べ物のお話しです。

日本には四季がありますが、
我々の味覚にも四季があると言われています。

春は苦味
夏は酸味
秋は甘み
冬は厚味

このように季節により「人間が本能的に要求する味」
があると言われております。
言われてみればそうだ!てなりますよね。

季節ごとの旬の味の特徴とピッタリ一致しているのも興味深いところですね~
大地のエネルギーが四季ごとに生み出す食べ物には、
その時期に体を整えるために必要な成分が実にうまく配されているのです。

 

では春の苦味とは具体的にどういったもものでしょうか。

たけのこ、ふき、せり、うど、わらびなど春の山菜には独特の苦味があります。

この苦味成分には抗酸化作用のあるポリフェノールや、
新陳代謝を促進する作用が含まれています。
そして新陳代謝が活発になると、
冬の間に蓄積された老廃物を排出する働きもあります。

その他春の味覚としては
セロリ、キャベツ、いちご、わかめ、ホタテなどもあげられます。
わかめなどの海藻にも紫外線から体を守る
抗酸化物質ポリフェノールが豊富にふくまれているものが多く、
これらをこの時期にしっかり食べると紫外線対策にもなるのです。

旬の食べ物ってすごいですよね!
とっても理にかなってます。

は乾いた体を潤すもの
は夏の疲労回復、冬への備えによいもの
は寒さを耐えるためのもの

を味覚も体も欲するようになります。

身体ってとても正直ですね。

しかしレトルト食品や、インスタント食品などのジャンクフードばかり摂取していると
栄養が不足し、味覚も鈍くなってしまうと言われています。

身体の声に耳を傾けて、食事も選んでいきたいものですね。

 

一年も通して同じ野菜が店頭に並ぶ現代では
食材の「旬」が見えにくくなっています。

しかし植物など本来は気温や湿度を感じ取りながら、
自分に合ったリズムで育ち、自分にふさわしい季節に実りをつけるものですよね。

自然のリズムを知り、「旬」を意識して食卓に取り入れることで、
そのいのちに近づき、食材の力を最大限にいただくことができるのかもしれません。

それが私たちの健康で美しい身体づくりにとても重要だと思います。

 

ブログを書いている最中も
菜の花のおひたしや
山菜の天ぷらが食べたくなりました!
私も作ってみたいとおもいまーす。