「男が育休を取ってわかったこと」
それほど多くの方に見てもらったわけではないですが、
20代の頃から見てもらう占い師さん全てに
「う~ん。あんたの本質は男やからね~。」
と言われ続けました。
占ってもらわんでも自覚してるわい(怒)。
来世はちゃんと「女」に生まれてきたい・・。
そう思う今日この頃です。
株式会社 ラナ 代表 藤山 恭子です。
だからと言って、このタイトル私のことではないです。
(言わんでも解るって)
皮膚科医である池田大志氏が書かれた本です。
いわゆる「イクメン」の走りですね。
ご本人もそれを目指していらっしゃったらしく、
「Mr.イクメンコンテスト」にも出場するほど。
フルタイムの勤務皮膚科医であった池田氏が
当時の病院では初めての男性の育児休暇を取得し、
男性が育児に参加することの意義と
育児そのものの楽しさ、大変さ
そしてその中で見えてきた「皮膚科医」としての
ベビースキンケアの方法。
そういった内容が全体にさわやか~(?)に書かれています。
と言ってしまうと身も蓋もないのですが・・・。
男性が書かれているからか、必要以上に感情に流されることもなく
非常に読みやすかったです。
とは言え、恥ずかしながら女性が書いた育児書は一冊も読んだことないのです。
(必要なかったもんで・・・)
なので、あくまで私の感想。
そして、さすがは皮膚科医。
育休期間もしっかりご自分の仕事につなげて、
皮膚疾患を抱えたベビーちゃんを抱えるお母様の相談に乗りながら、
ご自分流のベビースキンケアを確立されています。
その手法はあくまでも攻めでなくて、守り。
つまり足すのではなく、引く。
こては人間の手当て全てにおいて基本的に正しいと思います。
彼の提唱する池田流スキンケア。
赤ちゃんの皮膚疾患に悩んでいらっしゃる方や、
その身近な方。
これから子供さんを授かる予定の方、
お孫さんが誕生の予定の方。
全ての方に読んでもらいたい一冊です。
(スキンケア意外では彼の書かれている内容に反論はありますが)
「男が育休を取ってわかったこと」
皮膚科医 池田大志著
セブン&アイ出版
1400円(税別)