過信してませんか?毒素の処理能力
2016年07月13日

過信してませんか?毒素の処理能力

今日も九州地方を中心に大雨の予報・・。
これ以上の被害が無いことを祈っています。
梅雨明けまであと少し、気をつけてお過ごしくださいね。

「細胞のデトックス Sarah」の代表 藤山 咲衣です。

突然ですが、「お肌は内臓の鏡」
というのは常識ですよね。

お顔や爪・身体に現れるシミやシワ、ホクロなどで、
身体(内臓)のどこにそんな不具合があるのかを診られる
東洋医学のお医者様もいらっしゃいます。
それを「望診」と言います。

*「顔を見れば病気がわかる」 文芸社 大村 恵昭著より

望疹で見られると言う事は、
かなり症状としてはっきり出ている状態だと思われます。

それ以前に、例えば
「寝不足のせいかしら・・化粧のりが悪いわ~。」
「季節の変わりめって何となくお肌が荒れるのよね・・」
なんて症状、女性なら誰でも経験しますよね?

これは全て「血液」の汚れからきます。

そしてこの血液の汚れは、
身体にある「毒」がうまく処理されていない状態を指します。

何故、私達の身体には「毒」が溜まるのでしょう?

まず一般的に身体にとって
「毒」と捕らえられるものには2種類あります。

一つ目は、人が生きて食べている限り避けられない「毒」です。
私たちは食べた物から栄養をもらっています。
体内で栄養素をエネルギーに変換する時に生まれる
エネルギーの燃えカスである「体内毒素」。

「断食」を経験された方は解かりますよね。
最初の辛さを通り越すと、
今までに無く身体が軽く爽快に感じられます。
胃腸がやすまり、健康になると同時に、
「食べない」ので体内毒素が発生しないから
血液がとても綺麗な状態になるのです。
その結果、肩こりが改善したりいろんな症状が緩和します。

二つ目は、現代特有の「毒」です。
食品に含まれる防腐剤なのど添加物や農薬、
魚が含む水銀やその他汚染物質、
大気に含まれるダイオキシンや排気ガス、
日常に使われるシャンプーや化粧品等が含む合成界面活性剤や防腐剤等
数え上げればキリがないぐらいの「外から侵入する有害物質」

*厚生労働省のHPより
厚生労働省が発表している水銀を含む魚の妊婦に対する摂取量の目安
イルカって食べるの???

毎日これだけの「毒」にさらされながら
とりあえず健康でいられるのは、
人間にはそれらを処理して
排出する生来そなわった能力があるからです。

これらの体内毒素や外部からの毒素の処理能力が高いか低いかが、
健康に過ごせている方と病気になりやすい方の違いだと思います。

但し、どんなに処理能力が高い方でも
毎日毎日大量の毒を発生させ、
摂取していればおのずと処理にも限界がきます。

人体には毒のある化学物質を安全なものに変化させたり、
排出しやすい構造に変えたりする働きがあります。
この働きを「代謝」というのですが、
その「代謝」を担っているのが「肝臓」です。

人は肝臓において「酵素」を使って化学物質を変化させ、
毒性を弱めて排出しやすいように日々頑張っています。。

お酒に強い人と弱い人がいますよね。
お酒に強い人はこの「アセトアルデヒド」を分解する能力が強いのです。
つまりアルコールを分解する「酵素」の能力が強いのです。

これは他の化学物質にも同様の事が言えます。
体内にはもの凄い数の酵素があって、
化学物質ごとにそれに合う酵素が働いています。
だからアルコールに強いからと言って、
化学物質に対する処理能力も高いとは限りません。
過信しないように~。(と自分に言い聞かせる)

いづれにしても私達の「肝臓」ってものすごく働いています。
感謝しなければ。
*但し、皮膚から入る物質に関しては処理の仕方は別です。
そのお話はまた改めてしますね。

肝臓は「沈黙の臓器」と言われます。
それは肝臓の内部には痛みを感じる知覚神経が通っていないため
なので、痛みを感じにくく、病気になる時にはかなり進行しないと症状が
現れないんですね。

肝臓は黙って、毎日毎日アルコールが入ってこようが、
いろんな添加物が入ってこようが黙々と処理してくれているんです。

完全に処理しきれなかった「毒素」は
もう一度血液に流れ、循環し、処理しようと
肝臓や腎臓の間をいったりきたりしています。
なので、「肌あれ」は肝臓が疲れて処理しきれなくって
血液が汚れてますよ~という一つのサイン!
黙って働いてくれているうちは良いのですが、
そのサインを無視しつづけると・・大変な事になるかも!

 

*うう・・ごめん寝~。

肝臓さんごめんなさい。
今日は飲まないでおくね。
多分。