トラブル肌の原因

トラブル肌の原因は主にこの4点です

1. 化学合成物質

スキンケア用品・化粧品などにはたくさんの化学合成物質が含まれています。
これらに長時間触れ続けることにより、皮膚のバリア機能が低下し肌トラブルを引き起こします。

合成界面活性剤などが配合された洗浄力の強いクレンジング・洗顔料を使用することにより、必要な皮脂や水分を奪ってしまいます。

さらに、漂白剤に衣類を長時間浸しておくと傷むように、必要な皮脂が奪われた状態の肌が化学合成物質に長時間触れ続けると弱ってしまい、トラブル肌の引き金となります。

2. 紫外線

紫外線A波(UVA)は雲やガラス窓も通過するので、曇りの日や室内でも肌にダメージを与えています。
さらにUVAは肌の奥の真皮層にまで到達するので、長時間UVAを浴び続けると肌のハリと弾力をキープする「コラーゲン線維」や「エラスチン」を傷つけてしまいます。

さらに、真皮層でコラーゲンやエラスチンを生成する「線維芽細胞」にダメージを与え、コラーゲンやエラスチンを生み出す力も衰えさせます。

但し、紫外線としてはUVBほど有害ではないと言われています。

UVBはUBAより肌に与える影響が大きく、「日焼け」という状態を起こすのはこのUVBです。肌はUVBから自らを守るために「厚く」し、メラノサイトという細胞が濃い色のメラニン色素を作り出し、それをまわりの細胞に配ります。これが代謝溜まるとシミになります。

3. 代謝の低下

不規則な生活や過度のストレス、誤ったスキンケア、乱れた食生活などが原因で新陳代謝が乱れます。そうすると正常なターンオーバーが出来ない状態になります。

ターンオーバーのサイクルが崩れると、シミが出来たりコラーゲンの生成が滞る結果シワも出来やすくなります。

4. 内臓機能の低下

皮膚は内臓の鏡であり、内臓が皮膚を作っているので内臓の負担が如実に現れます。

例えばニキビは消化排泄を行う腸と密接な関係にあり、腸が汚れているままだと、いくら高い化粧品でケアしても効果をなしません。また、寝不足だとお肌の血色が悪くなったり、お化粧のノリが悪いというのは誰でもが実感されると思います。これは、内臓がきちんと休めなかった結果、肌もキメが乱れたり、体の血行そのものがお肌に出た結果です。そして「肝斑」に代表されるように、肝臓やホルモンの影響で出来るシミもあります。

お肌は「内臓の鏡」そのものです。